先日の「フジサンケイレディースクラッシック」で見事に優勝をした高橋彩華。
彼女が今回使用したアイアンは、3日前に組みあがったアイアンだ。
そして彼女自身、今までと違うセッティングを試みた。
それが、「アイアン用カーボンシャフト」だ!
詳しく言えばスチールとカーボンが融合した「スチールファイバーシャフト」
搭載のアイアンだった。
今カーボンも含めてアイアンのカーボン化が進んでいる今を見てみよう。
アイアンシャフト カーボンorスチール
アイアン スチールシャフト
ひと昔前までは、アイアン=スチールシャフトのイメージが強い
はじめは「ダイナミックゴールド」、「N.S.PRO 950」「モーダス3ツアー120」「KBS」など今も名を絶大なる指示を受けている。
スチールシャフト=上手い人そんなイメージの方も多いと思います。
そんなアイアンのスチールシャフトを見てみよう。
トゥルーテンパー ダイナミックゴールド
言わずと知れたダイナミックゴールド
世界中のトッププロから絶大な信頼を得る世界No.1スチールシャフト「ダイナミックゴールド」の通常モデルに加えて、新デザインのヒートトランスファー仕様(略称:ダイナミックゴールドHT)が追加されました。
トゥルーテンパー プロジェクトX
N.S.PRO 950 GH S
N.S.PRO
KBS シャフト
まだまだ沢山の種類がありますが、概ねこちらでセッティングされている方が多いと思います。
スチールシャフトの特徴
スチールシャフトに使われている金属は、ねじれに強く曲がりにくいのが特徴です。
そのため、強くスイングしても暴れにくく、芯を外しても曲がりにくいクラブが作りやすくなっています。
安定した弾道を求める方にはスチールシャフトをおすすめします。
◆方向性がいい、ショットが安定する
スチールシャフトは、カーボンシャフトに比べてトルクが小さい(ねじれにくい)ため、方向性がよくなったり、ショットが安定しやすくなります。
◆弾道の高さを抑えることができる
スチールシャフトの方が弾道が低くなりやすく、カーボンシャフトの方が弾道は高くなる傾向があります。
特にヘッドスピードが速いためにボールが高く上がり過ぎている人にはスチールシャフトが合っていることも。
◆しっかりとした振動が伝わってくる
スチールシャフトの方がショットを打った時にしっかりとした振動が伝わってきます。
その方が打感がいいと感じる人にとっては、それもメリットになります。
アイアン カーボンシャフト
グラファイトデザイン TOUR AD
グラファイトデザイン TOUR AD 75アイアンカーボンシャフトを牽引してきたのが、TOUR ADではないでしょうか!
振りやすさの中に抜群の安定感
先端部の剛性を高めることによりインパクトでのブレを低減。
軽量でありながら程よいしっかり感を保ちつつ、パフォーマンスを最大限に引き出し、飛距離と方向性を両立。
振り抜き感を重視し、やさしさと操作性を兼ね備え、より幅広いプレーヤーに対応。
UST マミヤ ATTAS FF
フジクラ ATTAS FFUST マミヤ recoil
recoil シャフトカーボンシャフトの特徴
以前はカーボンシャフト=年配者+女性(力のない人)
しかし近年では、カーボンの進化によってユーザーのニーズにこたえることのできるのはカーボンシャフトのほうが多くなっている。
理由はカーボンは板状のものを巻いていくので調節、設計がしやすい。
メリット
◆簡単に球が上がってくれる。
◆体に来る振動が少ないため体絵のダメージが少ない。
◆経年劣化(錆びたりしずらい)
◆カーボンは薄い板状を巻いていくので設計(自由度)がしやすく、多様性がある
◆ドライバーが現在カーボンシャフトなのでFW、UT、アイアン、をカーボンにすることで一連性がとりやすい。
デメリット
◆コストが高い(経年劣化をしないため初期投資が高いだけで、長く使えばかえって安い)
アイアン カーボン+スチール 融合シャフト
フジクラ MCI MCT
フジクラ MCIスチールシャフトと比較して
・捩れ、曲げともに高い強度、スチール同等以上の耐久性能
・設計自由度の高さを活かし、手元側のEIを高めることで打ちやすく、よりしなやかな設計
・カーボン特有の圧倒的な打ちやすさ
・スチールに比べて2倍以上の制振性能により、体への負担を低減し、打ち心地を向上する
トゥルーテンパー Steel Fiber シリーズ
ツアーからのフィードバックを元に設計されたグラファイトとスチールの融合シャフト
〈スチールファイバーシリーズ〉
カーボン+スチール 融合シャフトの特徴
現在パターシャフトにおいても、カーボンシャフトが多くなってきています。
それと快進撃のように追随、もしくは主流になりつつあるのが、カーボン+スチールの融合シャフトです。
そしてアイアンにおいても、スチールシャフトの良いところとカーボンシャフトの良いところを兼ね備えたシャフトがでいてきています。
フジクラ MCI MCTはシャフトのない外径部にカーボンを装着
トゥルーテンパー Steel Fiber シリーズは、内径部にカーボンを装着
そしてカーボンの良さとスチールの良さを融合させています。
高橋彩華が優勝したアイアンのシャフトがトゥルーテンパー Steel Fiber シリーズ
そして同週のアメリカLPGAで優勝した、畑岡奈紗もトゥルーテンパー Steel Fiber シリーズ
両プロが使用しているシャフトが偶然にも同じシャフトだ!
しかし渋野がアイアンに装着したのもカーボンシャフト!
より高さを出して、止めていきたいそんな思いからではないだろうか!
そして以前と違ってカーボンだから飛んでしまう、制御ができない
そんなことはもうないのだ!
本来アマチュアこそアイアン用カーボンシャフトを使うべきではないのかと今回痛感しました!
皆さんも一度試打してみてはいかがですか。
スコアーアップに一役買ってくれるのに間違いなさそうですね!
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